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海外飛び歩き-初めてのジュネーブ-

9月28日の週は、国連の欧州代表部があるジュネーブでの化学物質管理に関する国連の会議にオブザーバーとして参加した。永世中立国のスイス、そして、国際連合の前進である国際連盟の本部があったことから、ジュネーブに欧州代表部が置かれているとのこと。

国連には、我々になじみのあるUNICEFのほかいろんな下部組織がある。その中の一つ、UNEP(国連環境プログラム)が主催する「化学物質の環境や健康への悪影響を最小限にする」ことを目的とした会議だった。


【国連欧州代表部 この本拠地周辺にいろんな下部機関や国際会議場の建物がある。】

この3年半、オカニートは化学工業会の国際会議で活動を続けて来たけれど、各国の政府代表とかNGOとかが参加する大会議に参加するのは初めて。戸惑いと驚きの一週間だった。


【開幕イベント】





まずは、参加者数とそのバラエティーさに圧倒された。参加者数は、138カ国の政府代表、ILOやWHOなどの国際間組織、消費者団体などのNGO、そしてオカニートが所属する化学工業会、総勢700人を超える。日本からは外務省、環境省、経産省の方が参加。6カ国語で同時通訳されるが、日本語通訳はない。



月曜日の全体会議で議題と討議の進め方について確認したあと、テーマごとの分科会での討議が始まる。そしてその結論となる合意文書を持ち寄って、金曜日の午後の全体会議で発表する。分科会では発展途上国対先進国、あるいは、消費者団体対業界団体と言った利害が錯綜する参加者の意見をまとめるという難しい調整が行われる。発表される公式文書は、参加者にとっては国際条約のような役割を持っていて、進捗状況チェックの拠りどころとなるので、分科会での議論は発表文書の一字一句についてやりとりがされる。テーマによっては深夜の2時3時まで調整が続く。


【分科会風景 議長は日本】

この会議で決まったことが各国政府に降りてきて、環境省や経産省での政策に反映される。あるいは、世界の化学工業会から日本の化学工業会に降りて来て、各企業の活動に影響してくる。


【ケニヤ人の議長は、統率力もユーモアもあり、人柄と知性を感じさせる素晴らし方だった。】

ヘッドフォンで会議の進行を追うだけで疲れた5日間だった。オカニートにとって、今回の最大の収穫は、こうした政策決定の大きな流れを体感できたこと。
okanito | - | 01:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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