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ベネズエラ−その3−

快適なカラカスの気候においしい食事、そして美人に囲まれサッカー三昧・・・と、一見楽しいことばっかり書いたので、誤解のないようにマイナス面も書いておこう。

ベネズエラに行くには、ある覚悟がいる。

一見豊かな近代都市だけど、治安はとても悪い。殺人事件の数は南米で一番多い。空港に着いてタクシーに乗った瞬間から緊張する。

オカニートは、30数年前に、アパートの駐車場で山刀を持った二人組みの強盗さんに襲われて、お金と時計、そして結婚指輪を盗られた経験がある。警察に行ったけど、「怪我がなくてよかったね」と調書もとってくれなかった。週末には銃声で目が覚めることも多かった。

治安は、さらに悪くなっているようで、最近では、駐在員の多くが防弾ガラス入りの車に乗っている。

ベネズエラ出張のたびにお世話になっている商社現地駐在員のお二人は、今年の一月に誘拐にあったとのことで、怖い体験談をお聞きした。

夜の9時にレストランを出て高速道路に乗ったところで、4人組の男に車を止められ、車の外から運転席に銃数発の銃弾を発射された。運転手は防弾ガラスが持たないと判断して、ドアを開けた。その間、車はたくさん通っていたけど、誰も助けてはくれない。車ごと連れ去られ、身代金を要求された。

ところが、犯人とのやりとりの中で、お二人がベネズエラ政府関係の仕事もされていることが分かったとたんに彼らの態度が変わり、「中国人マフィアと間違えた」という説明で無事解放された。


【「人生何があるか分からないから、今を楽しまなくては。」とワインに舌鼓を打つお二人】

誘拐犯たちの背景や意図はよく分からないとのこと。・・・もしかしたら、警察関係者だったのかも?

こんな状態なので、ホテルの外を歩けない。外に出る時は、信頼できるハイヤーを使うしかない。そして、車で移動していても、後をつけられているかもしれないという不安感がある。


【標高900mの谷間にある街並みはとってもきれいなんだけど】

いつものことだが、現地での仕事を終え、アメリカ行きの飛行機に乗るとホッとする。つくづく、日本の素晴らしさを感じる。

okanito | - | 23:19 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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